シーズン後半戦に入った全日本スーパーフォーミュラ選手権。しかしながら、すでに暦は12月となり、例年とは大きく異なるスケジュールでの実施となる。さらに今回の鈴鹿大会は第5戦、第6戦を連日開催であり、タフな戦いになることが予測された。まず第5戦では、予選で鈴鹿のコースレコードを更新した#5 山本尚貴(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)が大波乱の展開にも動じることなく完勝。今季待望の初勝利を果たし、タイトル争いでも優位に立つ結果を残している。
全日本スーパーフォーミュラ選手権第3戦が仙台・スポーツランドSUGOにて開催された。前日こそ冷たい雨となったが、ワンデーレースの当日はドライコンディションで53周に渡る戦いを展開。予選4位から巧みなレース戦略でトップを奪取した#1 ニック・キャシディ(VANTELIN TEAM TOM’S)が今シーズン初優勝を果たしている。
3月18日、富士スピードウェイは4月18日(土)・19日(日)に開催を予定していた「2020年 全日本スーパーフォーミュラ選手権 第2戦」および「2020年 全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権 第3戦、第4戦、第5戦」「2020 TCR Japan Series Rd.1」について、新型コロナウイルス感染症における政府の対策基本方針および感染の拡大状況に鑑み、運営会社である株式会社日本レースプロモーションとの協議の結果、感染拡大の防止および来場者や競技関係者の健康と安全を考慮し、開催を延期すると発表した。