~ The Man of This Race ~ 小林可夢偉

~ The Man of This Race ~ 小林可夢偉

全日本スーパーフォーミュラ選手権 RND5 岡山
小林可夢偉/No. 8 SUNOCO TEAM LEMANS

今シーズン、全日本スーパーフォーミュラ選手権と呼称が変わった日本国内最高峰のフォーミュラレース。2年前、そのカテゴリーへデビューを果たしたのが、小林可夢偉だ。

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スーパーフォーミュラ 第5戦Race1 岡山 決勝結果

スーパーフォーミュラ 第5戦Race1 岡山 決勝結果

9月10日(土)、岡山国際サーキットで行なわれた全日本スーパーフォーミュラ選手権第5戦Race1の決勝は、ポールポジションの #37 中嶋 一貴 [VANTELIN KOWA TOM’S]がスターティンググリッドを間違えるというハプニングで最後尾スタートとなり、レースは2周減算の28周で仕切り直し。

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~ The Man of This Race ~ アンドレ・ロッテラー

~ The Man of This Race ~ アンドレ・ロッテラー

全日本スーパーフォーミュラ選手権 RND4 もてぎ
アンドレ・ロッテラー/No.36 VANTELIN TEAM TOM’S

スーパーフォーミュラにおける自身最後の勝利は、昨シーズン第6戦SUGOでのポール・トゥ・ウィン。アンドレ・ロッテラーは、第4戦を終えてまだ勝ち星に恵まれていない。来日は2003年、早や14年間のシーズンを日本で戦っている。この間、スーパーフォーミュラの前進であるフォーミュラ・ニッポンでは2011年にタイトルを獲得。SUPER GTでは2度チャンピオンにもなった。また、近年は2010年からアウディのワークスドライバーとしてWEC(世界耐久レース)にも参戦。翌年は伝統のル・マン24時間レースを制するなど、トップドライバーとして精力的に活動を続ける。タイトなスケジュールの中、はるばる日本でのレースを続ける理由は、「トップフォーミュラ、シングルシーターでの戦いができるから」。スーパーフォーミュラでは、毎シーズン2勝以上をマークする実力派だが、今シーズンは第4戦を終えて未勝利。残るは岡山、SUGO、そして鈴鹿最終戦のみだが、次の岡山は、土、日曜で各レースを行なう2レース制が導入され、結果レース数が増加に。果たして今年も2勝以上の好結果を実現できるのか。シーズン後半戦は、ベテランドライバーとして腕の見せどころとなる。

(文:島村元子 撮影:中村佳史)

~ The Man of This Race ~ ストフェル・バンドーン

~ The Man of This Race ~ ストフェル・バンドーン

全日本スーパーフォーミュラ選手権 RND3 富士
ストフェル・バンドーン/DOCOMO TEAM DANDELION RACING

近い将来、いやもう手の届くところにF1GPのシートが約束されているドライバー、ストフェル・バンドーン。昨シーズン、SUPER FORMULAへの参戦が噂となり、歓迎する声だけでなく、「マクラーレンとHondaのつながりで、冷やかし気分の参戦なら辞めてほしい」など賛否両論となり、話題となった人物でもある。ただ当の本人は、「速くてイコールコンディションのクルマで戦うのが楽しみ」と以前からその存在を熟知している日本のトップカテゴリーでの参戦を前向きに捉え、挑戦中だ。開幕戦鈴鹿で早くも3位表彰台に上がり、その実力の片鱗を見せたものの、コンディションの変化や繊細なタイヤのコントロールなど、クリアすべき問題はまだまだ。とはいえ、与えられた環境の中で、瞬時に実力を発揮できるスキルの高さはやはりホンモノ。第3戦富士では、不安定なウェットコンディションの中、予選でポールポジションを獲得、初優勝に弾みをつけた。だが、快晴へと一転した決勝では、果敢な攻めが裏目に出て、コースアウト。リタイヤを味わった。続く真夏のもてぎでのリベンジ戦が、転機となるか。

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