Center Stage ~ プリウスPHV

Center Stage ~ プリウスPHV

SUPER GT Rd5 富士スピードウェイ
プリウスPHV

SUPER GTにプリウスが初見参したのは2012年のこと。2018年までの7シーズンを経て、今シーズンに登場したのが、TOYOTA GR SPORT プリウス PHV(ZVW52)だ。新たに導入されたJAF-GT規定に則り、今シーズンよりベースとなる市販車からエンジン搭載位置を変更できなくなったことを受け、参戦チームのaprが自らの手でフロントエンジンのマシンを開発。GT300で長らく活躍する実績豊かなチームが孤軍奮闘ながら、2台体制で挑んでいる。今シーズン2度目の富士戦は500マイルという長丁場での好結果を狙ったが、惜しくも果たせず。この先も入賞実現目指して奮闘が続く。

Continue reading

SUPER GT Rnd5 富士 決勝結果

SUPER GT Rnd5 富士 決勝結果

8月4日(日)、富士スピードウェイで2019 AUTOBACS SUPER GT 第5戦『富士 GT 500mile レース』の決勝が行われた。10分遅れで13:47にスタートした500マイル(807.7km)・177周のレースは、2度のセーフティーカー導入などで最大延長時間の18:40に175周でフィニッシュを迎え、GT500クラスは11番グリッドからスタートした#6 WAKO’S 4CR LC500(大嶋 和也/山下 健太)が、2度目のセーフティーカー導入直前のピットインが功を奏して大逆転優勝。タイの第4戦に続いて連勝を飾った。2位に#1 RAYBRIG NSX-GT(山本 尚貴/ジェンソン・バトン)、ポールポジションからスタートした#23 MOTUL AUTECH GT-R(松田 次生/ロニー・クインタレッリ)は3位となった。
GT300クラスは、13番グリッドからスタートした#87 T-DASH ランボルギーニ GT3(高橋 翼/アンドレ・クート/藤波 清斗)が優勝。ポールポジションからスタートした#52 埼玉トヨペットGB マークX MC(脇阪 薫一/吉田 広樹)が2位。3位には#34 Modulo KENWOOD NSX GT3(道上 龍/大津 弘樹)が入った。

Continue reading

SUPER GT Rnd5 富士 予選結果

SUPER GT Rnd5 富士 予選結果

8月3日(土)、富士スピードウェイで2019 AUTOBACS SUPER GT 第5戦『富士 GT 500mile レース』の予選が行われ、GT500クラスは#23 MOTUL AUTECH GT-R(松田 次生/ロニー・クインタレッリ)が1’28.519のタイムで今季3度目のポールポジションを獲得。得意の富士では第2戦からの連続ポールとなった。2番手に#3 CRAFTSPORTS MOTUL GT-R(平手 晃平/フレデリック・マコヴィッキ)が入り、日産が開幕戦以来のフロントロー独占となった。3番手にはレクサス勢の#19 WedsSport ADVAN LC500(国本 雄資/坪井 翔)が入った。
GT300クラスは#52 埼玉トヨペットGB マークX MC(脇阪 薫一/吉田 広樹)が1’37.316のタイムで初のポールポジションを獲得。2番手に#25 HOPPY 86 MC(松井 孝允/佐藤 公哉/土屋 武士)、3番手には#360 RUNUP RIVAUX GT-R(青木 孝行/田中 篤/柴田 優作)が続いた。

Continue reading

2019“コカ・コーラ”鈴鹿8時間耐久ロードレース

2019“コカ・コーラ”鈴鹿8時間耐久ロードレース

7月28日(日)、鈴鹿サーキットで2018-2019 FIM世界耐久選手権の最終戦となる“コカ・コーラ”鈴鹿8時間耐久ロードレース第42回大会の決勝行われ、#10 Kawasaki Racing Team Suzuka 8H(レオン・ハスラム/トプラク・ラズガットリオグル/ジョナサン・レイ)はトップ走行中の最終周に転倒。直後に赤旗終了となり、一時は#21 YAMAHA FACTORY RACING TEAM(中須賀克行/アレックス・ロウズ/マイケル・ファン・デル・マーク)の優勝と裁定が下されたが、カワサキの抗議により赤旗1周前でトップを走行していた#10 Kawasaki Racing Team Suzuka 8Hの優勝と、まだ暫定ではあるが改訂された。3位には#33 Red Bull Honda(高橋巧/清成龍一/ステファン・ブラドル)が入った。

また世界耐久選手権(EWC)のタイトルは、カワサキのもう1台、#11 TEAM SRC KAWASAKI France(ジェレミー・ガルノニ/エルワン・ニゴン/デビッド・チェッカ)が獲得した。

Continue reading

スーパー耐久第4戦 オートポリス 決勝結果

スーパー耐久第4戦 オートポリス 決勝結果

7月21日(日)、大分県オートポリスで、ピレリ・スーパー耐久シリーズ2019 第4戦「TKU スーパー耐久レース in オートポリス」の決勝が5時間で行われた。九州を襲った豪雨と視界不良の影響で残り1時間ほどでFCYとなり、その後セーフティーカーを導入。しかしレース終了まで10分というところで赤旗により終了となってしまった。荒れたレースを制したのは#1 GTNET GT3 GT-R(浜野 彰彦/星野 一樹/藤波 清斗)だった。

Continue reading

Center Stage ~ 福住仁嶺

Center Stage ~ 福住仁嶺

SUPER FORMULA Rd3 スポーツランドSUGO
No. 5 福住仁嶺(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)

早いものでシーズン中盤戦を迎えた全日本スーパーフォーミュラ選手権。福住仁嶺は今シーズンはフル参戦でSF19での激戦に挑んでいる。昨シーズンはFIAフォーミュラ2を主軸に、4戦のみスポットで出走。話題性は十分ながら、入賞には届かず辛酸を嘗めた。今シーズン、予選での一発は要所要所に見せてはいるが、決勝での表彰台にはまだあと一歩届かず。一方で所属するチームはチャンピオン輩出の経験を持ち、チームメイトもまた昨シーズンの王者。この申し分のない環境を活かすも殺すも彼次第という中で、いい意味でのプレッシャーを受け止めて躍進していくことだろう。

Continue reading