スーパー耐久第3戦 鈴鹿 予選結果

スーパー耐久第3戦 鈴鹿 予選結果

鈴鹿サーキットで行なわれたスーパー耐久シリーズ2016第3戦の予選では新しい予選方式が採用された。
まず午前中に通常の予選方式であるA・Bドライバーの合計タイムでST-XとST-1クラスのグリッドが決定。ST-2,3,4,5クラスは上位3位までの計23台が予選通過となる。
それ以下の37台のマシンは決勝進出の22台の枠をかけて午後に行なわれた「セカンドチャンス100」と呼ばれる100分間のレースでバトルを繰り広げた。

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全日本F3 第7戦 鈴鹿 決勝結果

全日本F3 第7戦 鈴鹿 決勝結果

鈴鹿サーキットで行なわれた全日本F3選手権の第7戦の決勝は、ポールからスタートした#36 山下健太 [ZENT TOM’S F312] と#22 ヤン・マーデンボロー [B-MAX NDDP F3] が8周目の日立オートモーティブシステムズシケインで接触。ダメージを負った山下健太 はホームストレートにマシンを止めた。
ヤン・マーデンボローはそのままトップでチェッカーを受けたものの、レース後に40秒加算のペナルティーを受け、予選4番手からスタートした#21 高星明誠 [B-MAX NDDP F3]が優勝する結果となった。

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~ The Man of This Race ~ 石浦宏明

~ The Man of This Race ~ 石浦宏明

全日本スーパーフォーミュラ選手権 RND2 岡山
石浦宏明/P.MU/CERUMO・INGING

遡ることほぼ1年前。2015年シーズン第2戦岡山で悲願のポール・トゥ・ウィンを達成した石浦宏明は、ポイントリーダーに与えられる「リーダーズレッド」のオーバーテイクシステムをキープした状態でシリーズ最終戦まで突っ走り、シリーズタイトルを手中に収めた。本格的なモータースポーツへの関与は高校卒業後。今の時代、遅すぎる挑戦ではあったが、持ち前である芯の強さ、大きな探求心を武器に、ただどん欲に邁進し続けた。国内トップフォーミュラへの道も、その扉を開けるまでに紆余曲折あったが、信念を貫き、ついに昨年チャンピオンという大輪の花を咲かせた。王者として挑む今シーズン。だが、本人の気持ちは挑戦者のまま。開幕戦の鈴鹿では、不運としか言いようのない予選結果に終わり、決勝も不発。悔しい思いから一転、岡山では予選全セッションでトップタイムを叩き出し、雨の決勝を迎えた。強くなる雨脚に、レース自体は8周にわたるセーフティカーランのみで幕を閉じたが、予選での奮闘が、今季初優勝という大きな幸運を呼び寄せたのは言うまでもない。

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