~ The Man of This Race ~ 柳田真孝

~ The Man of This Race ~ 柳田真孝

SUPER GT RND4 SUGO
柳田真孝/No.24 フォーラムエンジニアリング ADVAN GT-R

今シーズン、メインスポンサーが変わり、マシンカラーリングが白と爽やかな空色へと刷新されたNo.24 フォーラムエンジニアリング ADVAN GT-R。そのチーム、KONDO RACINGへ10年ぶりに復帰したのが、柳田真孝。以後、GT500、300クラスを問わず、シリーズチャンピオンを手にしているキャリア豊富なドライバーとして知られる。GT500では、長らくミシュランタイヤドライバーとして戦歴を重ねてきたが、KONDO RACINGではアドバンタイヤでの挑戦となり、チームからは多くのフィードバックを期待されている。第4戦SUGOでは、9番手からスタート。チームは予想よりも低い気温、路面温度をうまく味方につけ、着実に周回を重ねていく。そしてその裏にあったのは、タイヤ無交換という戦略…。柳田のもうひとつの仕事は、パートナーに無事ステアリングを託すことだった。結果、序盤からの巧みなタイヤコントロールが奏功し、終盤、後続車の激しい猛追も、また気まぐれに顔を出した強い日差しも見事にシャットアウト! チーム、そして柳田にとってもほぼ1年ぶりとなる優勝だった。

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~ The Man of This Race ~ ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ

~ The Man of This Race ~ ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ

SUPER GT RND2 富士
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ/No.12 カルソニックIMPUL GT-R

ブラジリアンの“JP”こと、ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラが日本でのレース活動を始めたのは、2004年。今やもうすっかり日本での生活が板についたJPは、アグレッシブな走りが信条。たが、かつてはそれが原因となってレースで波乱を呼ぶこともあり、暴れん坊のイメージが先行した。とはいうものの、闘将・星野一義監督が率いるチームでその才能がいっそう開花したことも事実。速さに加え、クレバーなレース運びを見せることで揺るぎない強さをも身につけることになった。そんな彼が今いちばん渇望して止まないのが、他でもないSUEPR GTでのシリーズチャンピオン。昨シーズンもあと一歩でタイトルを取り逃し、涙を呑んだ。見た目や走りからは思いもしない心配性が時々顔を出すこともあるが、今年こそ、“青い新幹線”の異名を持つNo.12 カルソニックIMPUL GT-RGT-Rで王者を目指す。

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SUPER GT Rnd2 富士 予選結果

SUPER GT Rnd2 富士 予選結果

富士スピードウェイで行なわれたSUPER GT Rnd2 公式予選は14:30からノックアウト方式で行なわれ、GT500クラスは#12 カルソニック IMPUL GT-R 安田 裕信/ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ が、GT300クラスは#55 ARTA BMW M6 GT3 高木 真一/小林 崇志がそれぞれポールポジションを獲得した。

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