SUPER GT 第7戦 オートポリス レポート&フォトギャラリー

SUPER GT 第7戦 オートポリス レポート&フォトギャラリー

第7戦オートポリス、STANLEY HRC PRELUDE-GTが今季2勝目を挙げる!

<GT500>
10月17、18日に大分・オートポリスにおいてSUPER GT第7戦が行なわれ、3時間という長い戦いを予選4番手スタートのNo.100 STANLEY HRC PRELUDE-GT(山本尚貴/牧野任祐)が制した。セーフティカーに一度は翻弄されたものの、その後のピット戦略が奏功。運を呼び寄せる走りで、昨年に続き優勝を果たしている。

レース日和の好天気に恵まれたオートポリス大会。多少、朝晩の冷え込みはあったものの上空にはつねに青空が広がり、眩しい日差しが照りつけた。初日に行なわれた公式練習で、トップタイムをマークしたのは、No.19 WedsSport BANDOH GR Supra(国本雄資/阪口晴南)。前大会のSUGOでは予選3番手につけたが、決勝では思うような結果を残しておらず、今回はそのリベンジといきたいところ。これに、No.38 KeePer CERUMO GR Supra(大湯都史樹/小林利徠斗)、そしてSUGOでポールポジションを手にしているNo.64 Modulo HRC PRELUDE-GT(大草りき/イゴール・オオムラ・フラガ)と続く結果となった。なお、セッション終盤、多くの車両がアタックラップに向かうなか、No.16 #16 ARTA MUGEN HRC PRELUDE-GT(野尻智紀/佐藤蓮)が第2ヘアピンで痛恨のコースアウトを喫しており、この影響を受けてアタックできずに公式練習を終えているチームもいたため、午後からの予選では異なるポジション争いになる可能性も考えられた。

午後3時過ぎに始まった予選Q1。気温23度、路面温度30度のコンディション下でスタートする。全14台のうち、早めに動いたのが19号車。チェッカーが出る前にトップタイムをマークした。だが、その後、各車がこれを上回る好タイムを刻み、最終的には1分32秒550をマークした64号車がトップでQ1を通過。これに、100号車、38号車、さらに日産勢トップとしてNo. 12 TRS IMPUL with SDG Z(平峰一貴/ベルトラン・バゲット)が続いた。

続くQ2も似通った路気温でのアタックが可能となり、ほぼ全車が同じようなタイミングでコースへと向かう。セッション終了まで残り2分を切る中、アタックが始まると、各車は競うようにセクタータイムを更新し、ポールポジションを目指す。Q1同様、19号車が早めにアタックへと入っていたが、これより先にチェッカーを受けたNo.23 MOTUL Niterra Z(千代勝正/高星明誠)が1分33秒270のタイムで暫定トップへ。だが、19号車がこれを上回ってトップを奪取する。その後しばらくは後続の車両が19号車のタイムを上回れずにいたが、No.17 Astemo HRC PRELUDE-GT(塚越広大/野村勇斗)がこれをコンマ1秒上回り、トップへ。すると間髪入れず64号車が最速タイムを叩き出して、チェッカー。1分32秒414の好タイムを刻んだ64号車の大草が、前回のSUGOに続き通算3度目のポールポジションを手にすることとなり、奇しくもSUGO戦の予選と同じ顔ぶれの車両がトップ3につく結果となっている。 Continue reading →

SUPER GT 第6戦 菅生 レポート&フォトギャラリー

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第6戦SUGO、Astemo HRC PRELUDE-GTが待望の今季初優勝!

<GT500>
9月19、20日に宮城・スポーツランドSUGOにおいてSUPER GT第6戦が行なわれ、予選2番手からスタートを切ったNo.17 Astemo HRC PRELUDE-GT(塚越広大/野村勇斗)がピット戦略を味方につけてトップを奪取。FCYやSCが導入された落ち着かない展開のなかで力走を続け、圧勝。待望のシーズン初優勝、チームとして4年ぶりの勝利に歓喜した。

みちのく仙台、SUGOでのレースは秋晴れ開催とはならず、終日どんよりとした空が一面に広がり、時折雨が降る不安定な天候になった。まず、初日予選日の公式練習はウエット宣言下でスタート。気温22度、路面温度23度のコンディションのなか、開始1時間を前にしてNo.24 リアライズコーポレーション Z(名取鉄平/三宅淳詞)が雨が影響したのか挙動を乱してコースアウト。クラッシュを喫したことで、赤旗中断を招いた。一方、セッション再開後のGT500クラス専有走行を前に、No.100 STANLEY HRC PRELUDE-GT(山本尚貴/牧野任祐)が暫定トップに立っていたが、セッション終了間際になって、No.64 Modulo HRC PRELUDE-GT(大草りき/イゴール・オオムラ・フラガ)が最速タイムをマーク。1分09秒419というベストタイムで予選に向けていい流れを作った。

迎えた午後の予選。雨の心配はなく、気温23度、路面温度は28度へと上昇する。また、午前中にクラッシュした24号車も修復が間に合い、出走が叶った。公式練習中から勢いに乗る64号車はQ1でも躍動。フラガが2番手に0.336秒という大差でトップ通過をしてみせる。これに、No. 8 #8 ARTA MUGEN HRC PRELUDE-GT(太田格之進/大津弘樹)、前回のポールポジションNo.17 Astemo HRC PRELUDE-GT(塚越広大/野村勇斗)、さらに前回のウィナーであるNo.16 #16 ARTA MUGEN HRC PRELUDE-GT(野尻智紀/佐藤蓮)、さらに100号車が続き、ホンダ勢がトップ5を独占する走りを見せた。一方、暫定ランキングトップの36号車はQ1通過ならず。24号車も出走はしたものの、Q1落ちに。その後、スキッドブロックの残厚不足が判明。タイム抹消扱いで決勝は最後尾スタートとなっている。

ポールポジションを決めるQ2になっても、ほぼ路気温は変わらず。ここでもやはり64号車が速さをアピール。アタッカーの大草はチェッカーまで残り1分強の時点で1分09秒050のタイムを叩き出し、コースレコードを更新してみせた。その後、No.19 WedsSport BANDOH GR Supra(国本雄資/阪口晴南)もタイムアップして2番手につけるが、64号車との差は約0.4秒。これにチェッカーフラッグが振られるなか、100号車もラストアタックでタイムを上げたが19号車に次ぐ3番手。そんななか、17号車がタイムアップを果たして2番手に浮上したが、64号車とは0.318秒差に。結果、64号車が2024年第8戦もてぎ以来となるポールポジションを獲得した。なお、この年は、Q1、Q2合算タイムによるポール確定だったため、大草にとって今回が自身のアタックで手にした初のポールポジションとなった。

SUPER GT 第5戦 鈴鹿 レポート&フォトギャラリー

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第5戦鈴鹿、#16 ARTA MUGEN HRC PRELUDE-GTがシーズン初勝利!

<GT500>
8月22、23日、三重・鈴鹿サーキットでSUPER GT第5戦が開催され、夏休みのなか、2日間で5万2千人強のファンが足を運び、GTカーによるスリリングな攻防戦の行方を見守った。レースは、予選4番手スタートのNo.16 #16 ARTA MUGEN HRC PRELUDE-GT(野尻智紀/佐藤蓮)がドライバー交代後に、ポールポジションスタートのNo.17 Astemo HRC PRELUDE-GT(塚越広大/野村勇斗)を逆転。その後も快進撃を続けてトップチェッカ! チームとして、またコンビとしてのシーズン初優勝を達成した。

第4戦富士から3週間。慌ただしく第5戦を迎えたSUPER GTだが、その戦いの舞台となる鈴鹿は連日厳しい暑さに見舞われた。まず、予選日の公式練習が気温31度、路面温度37度でスタートしたが、開始から15分ほどでNo.100 STANLEY HRC PRELUDE-GT(山本尚貴/牧野任祐)がエンジントラブルでストップ。さらに再開後5分も経たないうちに、今度はNo.88 VENTENY Lamborghini GT3(小暮卓史/ダニール・クビアト)がエンジンブローを興し、停止。ともにコース上のオイル処理を伴う作業が必要となった。10時45分にようやく再開を迎え、GT300、GT500両クラスの専有走行も行なわれたが、ロングラン等の確認作業に充てる時間が短くなり、どのチームにおいても不安要素が残るセッションとなった。

そのなかで、トップタイムをマークしたのは、No.16 #16 ARTA MUGEN HRC PRELUDE-GT。前回の富士では僚友であるNo. 8 #8 ARTA MUGEN HRC PRELUDE-GT(太田格之進/大津弘樹)が予選でポールポジションを獲得していることもあり、チームとして、またPRELUDE-GT自体のセットアップ、ポテンシャルアップがかなり進んでいることを象徴させる結果となったといえる。

公式練習を終える頃には、気温は34度、路面温度は47度まで上昇。だが、これを境に午後からの予選に向けて数値は下がることとなる。午後3時30分、まずGT300クラスの予選が始まり、GT500・Q1は午後4時過ぎにスタート。まず、トップに躍り出たのはNo.17 Astemo HRC Continue reading →

SUPER GT 第4戦 富士 レポート&フォトギャラリー

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第4戦富士、STANLEY HRC PRELUDE-GTが逆転優勝!
PRELUDE-GTの初勝利に!

<GT500>
8月最初の週末となる1、2日。静岡・富士スピードウェイにおいてSUPER GT第4戦が開催された。スタート直後には複数の車両が関係する大きなアクシデントが発生し、赤旗中断からの再開となったが、リスタートでトップを奪い取った予選2位のNo.100 STANLEY HRC PRELUDE-GT(山本尚貴/牧野任祐)が、そのまま逃げ切り優勝を達成。今シーズンから投入されたPRELUDE-GTの初勝利に貢献するレースを披露している。

第3戦として開催を予定していたマレーシア・セパンでの一戦は、折からの中東情勢の影響を受けて延期扱いに。よって、SUPER GTのレース開催は、第2戦富士からおよそ3ヶ月ぶりとなる。予選日の富士は爽やかな夏の天気からスタート。気温31度、路面温度44度のなか、午前10時30分に公式練習が始まったが、これに先立ち「令和8年熊本地震」で被災された方や、犠牲者に対して哀悼の意を表して黙祷が捧げられた。

各車がコースインしてセットアップの確認作業等に勤しむなか、セッション終盤のGT500クラス専有走行枠でトップタイムをマークしたのは、No.17 Astemo HRC PRELUDE-GT(塚越広大/野村勇斗)。今年からGT500で戦う野村勇斗が一発の速さを見せて1分28秒770をマーク。これに、0.3秒遅れでNo. 8 #8 ARTA MUGEN HRC PRELUDE-GT(太田格之進/大津弘樹)が続く。デビュー戦以来、思うようなパフォーマンスを残せていなかったホンダ勢がインターバルを活かし、底上げを図ったと思われる。

午後に向けて気温、特に路面温度が50度超と大きく上昇したが、ノックアウト予選が始まるころにはピークが過ぎたのか、緩やかに数値が下がり始める。午後2時20分からGT300クラスの予選Q1が始まり、その後行なわれたGT500クラスのQ1では、気温33度、路面温度48度に。折しも鉛色の雲が広がって、ポツポツと雨が落ち始める。幸い、大きく崩れることもなく、また路面も十分に温まっていることから、スリックタイヤでのアタックが続けられた。

Q1でトップ通過を果たしたのは、またも17号車の野村。これに先立ち、8号車の大津弘樹、また100号車の山本尚貴らがトップタイムを更新したが、チェッカーが振らるなか、100号車からトップを奪取。ホンダ勢がトップ3を独占し、これに、No.37 Deloitte TOM’S GR Supra(笹原右京/ジュリアーノ・アレジ)の笹原が続いた。一方、ランキング暫定トップのNo.36 au TOM’S GR Supra(坪井翔/山下健太)は、サクセスウェイトの影響もあり、Q2進出ならず。しかしながら、総合11番手と戦闘力の高さをしっかりアピールしてみせた。

ポールポジションを決めるQ2に入ると、路面温度がさらに4度ほど下降。午後3時30分すぎに始まったセッションでは、まずターゲットタイムとしてNo.16 #16 ARTA MUGEN HRC PRELUDE-GT(野尻智紀/佐藤蓮)の佐藤がトップにつける。だが、これをNo.38 KeePer CERUMO Continue reading →

SUPER GT 第2戦 富士 レポート&フォトギャラリー

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第2戦富士、au TOM’S GR Supraが開幕2連勝を達成!

<GT500>
ゴールデンウィーク中の開催となるSUPER GT第2戦。5月3、4日の静岡・富士スピードウェイには、2日間で8万3600人の観客が来場。シーズン初となる3時間レースの行方を見守った。そのなかで、予選2番手からスタートを切ったNo.36 au TOM’S GR Supra(坪井翔/山下健太)がチーム力を活かした戦略と盤石のレース運びをやってのけ、終盤に逆転。そのまま差を広げて開幕戦から2連勝を果たした。

連休中の開催となる今大会には、予選日から多くのファンがサーキットに足を運んだ。まだ雪化粧が残る富士山も麗しい姿を惜しみなく披露。予選は、午後から一気に気温が下がったが、午前中の公式練習では、青空が広がり強い日差しが照りつけた。

その公式練習でトップタイムをマークしたのは、No.17 Astemo HRC PRELUDE-GT。ベテラン塚越広大とルーキー野村優斗のコンビで新車、PRELUDE-GTでの好成績を狙う。一方、開幕戦の覇者、36号車は13番手どまり。午後からの予選に向けて調整を強いられる形となった。

気温は約2度、路面温度においては7度近く下降するなかで始まった公式予選。タイヤの発熱に気を配るなか、Q1をトップで通過したのはNo.38 KeePer CERUMO GR Supra(大湯都史樹/小林利徠斗)。ルーキー小林が36号車の坪井に対して100分の8という僅差でトップ通過を果たす。さらに3番手にはNo.100 STANLEY HRC PRELUDE-GT(山本尚貴/牧野任祐)の牧野任祐が、またニッサン勢のトップとして4番手にNo.23 MOTUL Niterra Z(千代勝正/高星明誠)の高星明誠が続く結果となった。

ポールポジションを確定するQ2で気を吐いたのは、No.14 ENEOS X PRIME GR Supra(福住仁嶺/大嶋和也)。まず、早めのアタックでNo.64 Modulo HRC PRELUDE-GT(大草りき/イゴール・オオムラ・フラガ)の大草りきが暫定トップにつくも、23号車の千代がタイム更新。ほどなくしてチェッカーが降られ、これでポールポジションが確定するかに思われた。だが、まだアタック中の各車がペースを上げて周回。そのなかで14号車の福住仁嶺が1分26秒254の好タイムをマークし、トップへ浮上。今シーズン初のポールポジションを手にする。その直後に36号車の山下もチェッカーをくぐったが、0.164秒及ばず2番手に。結果、3番手に23号車が続き、64号車がホンダ勢としてトップとなる5番手だった。なお、福住にとっては今回が自身8回目のポールポジション。現役GTドライバーとしては最多記録を更新する結果となっている。

SUPER GT 第1戦 岡山 レポート&フォトギャラリー

SUPER GT 第1戦 岡山 レポート&フォトギャラリー

シーズン初戦、”絶対王者”au TOM’S GR Supraが岡山を制す

<GT500>
4月11、12日に岡山国際サーキットにて2026 SUPER GTシリーズ初戦となる第1戦が行なわれた。ディフェンディングチャンピオンのNo.36 au TOM’S GR Supra(坪井翔/山下健太)は、予選2位スタートながら、決勝では速さと強さを遺憾なく発揮。レース巧者として見事開幕戦を制し、シーズン好スタートを切った。

オフシーズンのテストでは凍結されていた空力開発の解禁、ホンダ勢の新車投入などさまざまなトピックスがあるなか、つねに好タイムを刻んでいたNo.36 au TOM’S GR Supra(坪井翔/山下健太)。車両としての熟成度の高いGR Supra勢としてはどのチームも安定感ある速さがあるだけに、昨年ほど36号車が優位な立場にあるかどうかは未知数のように思われた。事実、予選では、新コンビとなったNo.38 KeePer CERUMO GR Supra(大湯都史樹/小林利徠斗)がポールポジションを獲得。36号車は0.065秒差で悔しい2番手となった。

一方、CIVIC TYPE R-GTでの戦いを2シーズンで打ち切り、満を持してPRELUDE-GTを投入したホンダ陣営。すぐさまトップ争いができるかどうかに注目が集まったが、予選でホンダ勢のトップにNo.17 Astemo HRC PRELUDE-GT(塚越広大/野村勇斗)が4番手につけ、手応えあるパフォーマンスを見せた。そして、昨年から参戦台数が4台から1台減って3台になったニッサン勢では、No. 12 TRS IMPUL with SDG Z(平峰一貴/ベルトラン・バゲット)が最高位の7番手スタートとなり、やや苦戦した結果となった。

SUPER GT 第8戦 もてぎ レポート&フォトギャラリー

SUPER GT 第8戦 もてぎ レポート&フォトギャラリー

第8戦もてぎ、No.1 au TOM’S GR Supraが勝利し、3連覇達成!

<GT500>
4月に開幕し、年間全8戦で熱戦が繰り広げられた25年SUPER GTもついに最終戦。栃木・モビリティリゾートもてぎが舞台となった決戦は、最後の最後まで緊迫の展開が続き、とても見どころの多い内容となった。そのなかで予選2番手からスタートしたNo.1 au TOM’S GR Supra(坪井翔/山下健太)がチーム力を活かした戦いを披露し、トップチェッカー。2023年からステアリングを握る坪井がGT500クラス史上初となる3連覇を成し遂げている。

予選日を控えた搬入日は気温こそ低くなかったが、次第に曇り空となって夜遅くから本降りの雨となった。幸い、土曜日は朝から太陽が顔を出し、秋晴れに。ただ路面には雨の影響が残っており、朝の公式練習前にはウェット宣言が出された。ただ、時間の経過とともに路面もドライアップ。各車は予選、決勝のセッティングや持ち込みタイヤの確認作業に注力し、セッション終盤になると予選のアタックシミュレーションに取り掛かった。

午後に入るとさらに気温、路面温度が上昇。気温は22度、路面温度は29度まで上がり、絶好のアタックコンディションに。最終戦とあって、各チームはシーズンベストのアタックにしようと意気込む。なかでもNo.38 KeePer CERUMO GR Supra(石浦宏明/大湯都史樹)はベテラン石浦がGT500ラストレースとなることから、まず石浦がQ1を3番手で通過すると、そのバトンを受け継いだ大湯が2位に 0.175秒の差をつけ、第2戦富士以来となるポールポジションを獲得してみせた。38号車はもてぎを前にランキング争いでも4位につけており、最終決戦に向けて一縷の望みを託す結果となった。

予選2番手はランキングトップの1号車。チャンピンが目前となるなか、存分に攻めの走りができなかったと坪井が悔やんだ。そして、同3番手には日産のNo.23 MOTUL AUTECH Z(千代勝正/高星明誠)が続く結果となった。一方、ランキング2番手につけるNo.14 ENEOS X PRIME GR Supra(大嶋和也/福住仁嶺)はQ1敗退を喫し、タイトル争いに黄信号が灯る。逆に同3番手のNo.100 STANLEY CIVIC TYPE R-GT(山本尚貴/牧野任祐)は7番手。1号車としては、決して不利ではない条件で戦いを迎えることになった。

SUPER GT 第7戦 オートポリス レポート&フォトギャラリー

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第7戦オートポリス、予選12位スタートのNo.100 STANLEY CIVIC TYPE R-GTが大逆転勝利!

<GT500>
2025年シーズンの戦いも残り2戦、10月18、19日に大分・オートポリスに開催された第7戦は、シーズン2度目の3時間の長い戦いとなった。雨の心配もされたが薄曇りのままレースが進み、予選12位から戦略を駆使し、怒涛の追い上げを見せたNo.100 STANLEY CIVIC TYPE R-GT(山本尚貴/牧野任祐)が優勝。チャンピオン経験チームにとって、3年ぶりに味わう美酒となった。

搬入日の金曜日は好天気に恵まれたオートポリスだが、予選日の土曜日は目まぐるしく天気が変わる。午前中の公式練習開始時点では日差しも出て、気温24度、路面温度31度というコンディションだったが、GT500クラスの専有走行開始直前となった時点で雨に変わる。大きく崩れることはなかったものの、午後からの予選に向けて不安要素が残された。

午後2時30分、まずGT300クラスから公式予選がスタート。事前のサポートレースでも雨が降っており、気温、路面温度ともに下降する。ウェット宣言は出ているものの、まだウェットタイヤでの走行は難しい状態で、ドライバーは厳しい条件下でのアタックに挑むことになった。

ワイパーは動いてはいるが雨量は少なく、路面もまだウェットとは言い難いなか、トップタイムをマークしたのはNo.64 Modulo CIVIC TYPE R-GT(伊沢拓也/大草りき)。5台が出場するホンダ勢として唯一Q1突破を果たし、”ちょい濡れ”に強いダンロップタイヤの特性をしっかりと引き出すパフォーマンスを披露した。これにNo. 3 Niterra MOTUL Z(佐々木大樹/三宅淳詞)、No.19 WedsSport ADVAN GR Supra(国本雄資/阪口晴南)が続いている。

続くQ2を前に、無情の雨が降り始める。ピットで待機していた各車の足元はドライタイヤであったが、突如として降り出した本降りの雨に、慌ただしくウェットタイヤが装着される。実のところ、GT300クラスの予選で車両回収や赤旗等が発生し、当初の予定より24分遅れのスタートに。それゆえ、仮にオンタイムでセッションが進んでいれば、ドライタイヤでのアタックも可能となったはずだが、最終的にウェットコンディションでのアタック合戦でトップに躍り出たのは、3号車。シーズン待望の初ポールポジションは、アタッカーの佐々木にとってもおよそ2年ぶりのポールでもあった。2番手にはその僚友No.23 MOTUL AUTECH Z(千代勝正/高星明誠)、3番手にはNo.14 ENEOS X PRIME GR Supra(大嶋和也/福住仁嶺)という結果となった。なお、ランキング暫定トップのNo.1 au TOM’S GR Supra(坪井翔/山下健太)は7番手からの追い上げを目指すことになった。

SUPER GT 第6戦 菅生 レポート&フォトギャラリー

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第6戦SUGO、最終ラップの激闘を制したNo.24 リアライズコーポレーション ADVAN Zがシーズン初優勝!

<GT500>
シリーズ第6戦の舞台となる宮城・スポーツランドSUGOでの戦いが9月20、21日に開催。秋晴れの下で激しいバトルが繰り広げられた。後半、赤旗中断を含む荒れ模様となったが、最終盤に僅差のトップ争いを展開し、劇的な大逆転を果たしたNo.24 リアライズコーポレーション ADVAN Z(松田次生/名取鉄平)が待望の今シーズン初優勝を達成している。

第5戦まで厳しい暑さでのレースが続いた今シーズン。だが、今回のSUGO戦は土曜早朝の雨を境に気温がぐっと下がり、過ごしやすい天候でのレースとなった。一方、初日の公式練習は雨の影響を受け、ウェットコンディションからスタート。時間とともに緩やかにドライアップすることとなり、終盤には各車がスリックタイヤを装着し、午後からの予選に向けてのクルマ作りに勤しんだ。

このセッションでNo.17 Astemo CIVIC TYPE R-GT(塚越広大/小出峻)がトップタイムをマーク、これにNo.64 Modulo CIVIC TYPE R-GT(伊沢拓也/大草りき)、さらにNo. 3 Niterra MOTUL Z(佐々木大樹/三宅淳詞)が続き、タイトル争いで上位につけるNo.1 au TOM’S GR Supra(坪井翔/山下健太)やNo.14 ENEOS X PRIME GR Supra(大嶋和也/福住仁嶺)はサクセスウェイトと併用する燃料流量リストリクターの影響も大きいのか、下位に留まる結果となった。

迎えた予選。気温23度、路面温度33度の条件下でQ1がスタート。硬めのタイヤを選択するチームが早々にコースインし、ウォームアップを始める。そんななか、朝の公式練習でのトップタイムを真っ先に上回ったのは、No.16 ARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GT #16(大津弘樹/佐藤蓮)。だが、チェッカー直前にNo.39 DENSO Continue reading →

SUPER GT 第5戦 鈴鹿 レポート&フォトギャラリー

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第5戦鈴鹿、ついにSupraの勝利がストップ。No.23 MOTUL AUTECH Zが勝利!

<GT500>
今シーズンは、海外戦が復帰したことにより三重・鈴鹿サーキットでのレースはシリーズ1回限り。そのレースが8月23、24日に第5戦として開催され、酷暑のなか、力強い走りと速さを見せたNo.23 MOTUL AUTECH Z(千代勝正/高星明誠)が逆転勝利を達成。昨シーズン後半戦から8レースにわたって続いてきたGR Supra勢の連勝を阻止する活躍を見せている。

厳しい暑さのなかで行なわれた鈴鹿戦。シーズンも今回から後半戦に突入し、ランキング上位陣はサクセスウェイトや燃料流量リストリクターの調整が速さに影響を与える形となっている。対して、まだ存分な結果が出せていないチームにとっては好成績を狙う絶好の機会だ。予選を前にした公式練習では、ノーウェイトのNo.16 ARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GT #16(大津弘樹/佐藤蓮)がトップタイムをマーク、これにNo.23 MOTUL AUTECH Z(千代勝正/高星明誠)、No. 12 MARELLI IMPUL Z(平峰一貴/ベルトラン・バゲット)とサクセスウェイトが軽いチームが続いた。そんななか、ランキング上位としては、No.14 ENEOS X PRIME GR Supra(大嶋和也/福住仁嶺)が5番手のタイムをマーク。”1リスダウン”のコンディションながら、パフォーマンスの高さをアピールした。

午後3時48分からスタートした公式予選。気温34度、路面温度47度のなかでQ1が行なわれ、12号車がトップ通過を果たす。一方、ランキング暫定トップのNo.1 au TOM’S GR Supra(坪井翔/山下健太)とその僚友でありランキング2位のNo.37 Deloitte TOM’S GR Supra(笹原右京/ジュリアーノ・アレジ)は、やはりハンデが大きいのか、Q2へと駒を進めることができなかった。

Q2開始は午後4時26分。Q1と似通ったコンディションでのタイムアタックとなり、そのなかで最速タイムを刻んだのは16号車。Q1からの流れを踏まえて渾身のラップタイムを佐藤がマーク。結果、佐藤にとってGT500クラス初、そしてチームとしてシーズン初のポールポジション獲得を果たすこととなった。2位には23号車。さらに、No. 3 Continue reading →